ざっくり概要
金額 | 110万円前後 |
期間 | 3年9か月間(2017年5月~2021年2月) |
やってよかった度 | ★★★★☆ |
備考 | 舌側矯正 |
よかった所
奥歯で噛めるようになったおかげで、顎が疲れなくなった。
一番うれしかった事です。
元々私は、前歯が先について奥歯で噛めないようなかみ合わせをしていました。
常に顎の開き方が中途半端な状態なので、いつも落ち着かない状態が続いていたんですね。
なんとなく体の疲れも取れやすくなったような気がします。
お金をかけただけあって、歯を大切にするように。
100万円以上かければ、誰だって大切にしますよね・・・
最近はデンタルフロスなるものが流行っているそうですが、私は相変わらず糸ようじです。
悪かった所
矯正器具を付けてから、様々な不便に慣れるまで1か月はかかった。
慣れるまでがとんでもなく辛い・・・
舌側矯正なので、タ行の発音がサ行になります。
これは舌の形が矯正器具の形に合わせて変わっていくので解決しますが、1ヵ月はかかりました・・・
電話対応した時に笑われるの恥ずかしいですね。
「いすもおせわになっせおります!」(いつもお世話になっております!)
次にとにかく食事のあとに物が挟まります。
お昼時間に職場でつまようじで掃除していたら、さすがに「きたねぇ!!!」と怒られました。
まあ普通に洗面所で歯を磨きなさいって話ですね。
器具が外れて歯肉に刺さると地獄。
たまに固いものを食べると矯正器具が歯から外れます。
外れるだけなら良いですが、器具や針金が歯肉に刺さると結構痛い。
そういう時は、つけてもらった病院に電話してなんとかしてもらいますが、大体夜か仕事中の昼休み。
病院がやっていないか、当時このくらいで抜けるのを許してくれるような優しい職場ではありませんでした。
仕方ないのでトイレにこもって手で外しにかかり、歯茎から多少の出血をしつつもなんとか外して事なきを得る事が数回ありました。
期間がとにかく長い。
舌側矯正が取れるまで2年8ヵ月、そのあとマウスピース(リテーナー)を1年1ヵ月つけていました・・・(マウスピースは、最初の半年は毎日、その後徐々に数日間隔を開けていいといわれました)
慣れてしまえば、そこまで苦ではありませんでしたが矯正が取れた時は、とんでもなくご飯が美味しかった記憶があります。
(その時食べたのはペッパーランチのビーフペッパーライスでしたね。)
歯がよく動く序盤は、痛くて物を噛めない。
日々歯が動いていくので、物を噛むとかなり痛みます。
(逆に噛まなければ痛くない。ちょっと不思議でした。)
痛くなった時は、噛まなくて何とかなるものしか食べませんでした。
そうめんとか豆腐とかですね、おにぎりはギリ痛みが我慢できませんでした。
その他感じたこと
当初私は、外面的には「歯を大切にしたいから~」などとのたまわっておりましたが、本心はネットで「歯がきれいな男の人はモテる」みたいなうたい文句に載せられたのがきっかけです。
終わった結果、「モテるようになった^^?」と聞かれれば、「歯並びくらいで変わるわけないでしょう。」と言わざるを得ません。
あと「集中力が上がる」なんて話もありました。
これは、定量的な測定をしていないので確かな事は言えませんが、顎が疲れなくなったので集中しやすくなったような気がします。
総評
やってよかったと思います。
なんといっても顎が疲れないのがいい。
結局やるかやらないかは、その人の症状次第でしょうが、私は100万円以上出してでも治してよかったと思います。
また私が行った舌側矯正は、金額的に高い方法です。
表側矯正なら「66万+メンテナンス費用で済むよ」と当時の歯医者さんにも言われました。
まあ、メンテナンス費用もなかなかしますが・・・
今はコロナ禍でマスクもつけていますし、表側矯正で安くしっかり仕上げてもらうのもよさそうですね。
あと最近の器具は、透明であんまり目立たなくなっているのもすごいな~と思いました。
なにより活舌が悪くなって、恥ずかしい思いをしないのがいいですね。
過去に戻ったとしたら、表側矯正にすると思います。
ちなみに私が通っていたのは北海道札幌市の「宇治矯正歯科クリニック」という所です。
費用は、他と比べていないので高いのか安いのかわかりませんが、治療からメンテナンスまでしっかりやってくれました。
あと、途中で東京に転勤になりましたが、その後のメンテナンスもしっかりやってくれる千葉の歯医者さんに引き継いでくれました。
こちらも清潔感がある居心地のいい歯医者さんでした。竹本矯正歯科という所でしたね。
(ここでは、行くとリンゴジュースを一本飲めるので行くのちょっと楽しみでした)
以上です。
見て頂きありがとうございました!
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