当事者が思うADHDの強み4選

strong-points 仕事術

私が周りと自分を比較して気づいた事です。

1.「とりあえずやってみる」が結構役に立つ

私は自分がいいなと思ったものは、すぐにやってみる事が多いです。
(ブログもその一端ですね)

インターネットでADHDについて調べてみると、不注意優勢型の特性として「こだわりが強い」というものがありました。

おそらく、こだわりが強くなかなか関心を持たない反面、いいなと思った時にはモチベーションが高い傾向にあるのだと思います。

これはその通りだと思います。
実際私は、自分がいいと思わないものに対しては、とことん冷めています。

ところが同期や友人を見ているとそうでもない。
今の職場が嫌だと零しながら、転職サイトを見たこともない人もいるし
タバコなんてやめた方がいい!やめたい!と言いながら禁煙外来にも行ったことがない人もいました。

そこは、確かに優れている所なのかなと思います。
(行動しない人と比べて、という話ですが)

それが功を奏して、仕事に役に立った場面もありました。

ある日使い方を覚えてくれと渡されたITツールを触り、これは面白そうだと思った私は

「自力である程度進めつつ、会社のお金で講習に行かせてもらおう。」

と判断し、すぐに部長に報告。
一ヵ月後には講習に行き、ある程度使えるようになっていました。

興味を持てればですが、スタートのモチベーションが異常に高いです

2.新しいソフトやツールの理解が早い

私は、ルールが決まっている中で組み立てる事が好きです。
マイ〇クラフトやアーク〇バイバルでは建築とものづくりを延々とやっておりました。

そのためか新しいソフトやツールについても、説明書が充実していたり、サポートサイトがしっかりしている物であれば容易にルールが把握できるので、割とすぐに使えるようになります。

反面、雰囲気でなんとなく決まっているものを理解するのは困難です。
「考えればわかるだろ!」は、何度も聞いたセリフです。

しかしそこはトレードオフ。
ルールを把握した後の創意工夫は、得意と言っていいでしょう。

3.集中力がある

過集中と言い換えてもいいかもしれません。
一度集中すれば周りは見えなくなります。

「デスクワークしていても後ろで話していたら聞こえるだろ。
 もっと周りにアンテナ立てとけよ!」

良く言われた言葉です。
今は職場の理解があるので言われませんが、よく考えれば

「いや、そんなに聞いて欲しいんだったら最初から話しかけろよ」

って話ですね。

逆に言えば、集中している時の作業効率は、かなり高いです
「もう出来たの?」的な事は、よく言われます。

4.デスクワーク大好き

ひたすらパソコンに向かって集中しながら仕事を片付けている時、私は超人のような気分です。
気がつけば定時前に今日やろうとしていた事は、全部終わっていますから。

自分のデスクから動かず、ひたすら仕事に集中出来ている時はかなり効率がいいです。

付箋アプリに今日やる事と順番を記載しておけば、あとはそれをこなす機械になれます。
ちなみに付箋アプリの使い方はこちら。

私のうっかり対策ツール
私のうっかり加減は尋常ではありません。 工夫をしなければ、3秒でさっきやろうとしていた事を忘れます。 なので、そんな私だからこその仕事管理方法をお伝えします。 結論から言うとWindows標準搭載のソフト、付箋(Sticky Notes)を使います。

なお途中で話しかけられると直前にやっていた事を忘れてしまいますが、付箋アプリに記録しているので忘れてももう一回見ればいいだけです。
ホント便利。

見落としとか確認不足とかは、成果物を後日確認してから提出することで、まあまあマシぐらいで提出できるのでオススメです。

まとめ

苦手な事、不得意な事があるのは確かですが、仕組みやツールの力を使えば強みに変えられます。

探せば強みで勝負出来る所は、結構ありました。
特に「新しいソフトやツールの理解が早い」については明確な強みだと思います。

ただADHDには個人差がかなりあります。
私の特徴に当てはまらない人もいると思いますが、他の短所も裏を返せば長所になる事は間違いないでしょう。

注意深く自分を見ていれば、強みは必ず発見できます。

なお、お医者さんは、薬は出してくれますが人生の面倒までは見てくれませんので、あまり期待しないで自分で模索しましょう。

その方が手っ取り早いです。

以上です。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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